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時間という資源

その他(プロジェクト・書評など)

2025.8.18

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20代から30代にかけて私が最も多く使った言葉のうちのひとつは「時間がない」でした。当時の私はもっと時間が欲しいといつも思っていました。やることが多すぎて終わらないからです。8:30頃出社して18:00頃までいくつもの会議に出て、その後は、企画書作成、会議資料作成、実績の集計、日報などなど、毎日21:00頃まで働いて、飲みに行って、帰宅は0:00頃。週末は平日の疲れが出て爆睡・・・そんな生活をしていたように記憶しています。

時間の価値を知った瞬間

PHPビジネスコーチ養成講座で時間管理を学んだ時、「人生の残り時間」という言葉と初めて出会いました。人生85歳まで現役としたら約75万時間。あなたはここまで何万時間を使ってきましたか、そして、あなたの人生の残り時間はどのくらいですか?という問いに衝撃を受けたことを覚えています。


その時から、時間に対する認識が変わりました。時間は「ない」のではなく誰にでも平等に「ある」のだと。そして、その時間を何にどのように投資するかが人生の質を決める重要な選択なのだと。


何に時間を使うかの基準を持つ

そうはいっても、日常のタスクが減るわけではありません。どうしたらよいのか?


まずは、何が重要なのかを選ぶ必要があります。選ぶわけですから基準が必要です。その基準こそが、仕事をしている目的です。なんのために、誰のために働いているのか?その問いに答えるヒントは経営理念にあります。経営理念には、自社の存在理由や、仕事を通して創り出す世界が描かれています。そこに書いてある言葉を実現するために、私は何をする必要があるのだろう?この問いの答えがあなたの仕事です。理念実現という基準から重要なことを選ぶわけです。


優先順位を決め、手放す勇気

しかしながら、ついつい目の前にある仕事に飛びついてしまう。それが習慣になっている人は意外と多いのではないでしょうか。


自社の経営理念をもとに、仕事を通して何を実現するのかを明確にし、それを「私が」実現すると決める。そして、そのために必要なことに優先順位をつけて取組む。そうすると、やらなくてよいことが明確になってきます。あとは、それらを手放す勇気を発揮することです。


そして、これは仕事だけでなく、人生全体にも言えることです。あなたは、何のために生きているのでしょう?あなたの人生の理念を言葉にするとしたら、どのように言うことができるのでしょう?


残り時間を意識した人生の選択

今年還暦を迎える私は、約53万時間を使ってきたことになります。そして85歳まで現役だとすると残り時間は約22万時間です。人生の残り時間を意識し始めたのが40歳手前でしたから、恥ずかしながら、それまで私はたくさんの時間を無駄に使ってしまったわけですが、私は、自分に残された時間を使って、理念経営を可能にする組織変容を生み出し、長寿企業づくりに貢献すると決めています。


あなたの人生の残り時間はどのくらいでしょうか、その時間を何にどのように使いますか?


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