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エグゼクティブは問いと向き合っている

一枚岩会議(チームコーチング)

2026.7.2

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毎月20人以上、年間240回以上コーチングをしていますがエグゼクティブの悩みは尽きないです。
会社の業績について、経営陣や従業員との関係について、来期の戦略の構築について、管理職や従業員の育成について、チーム力の向上について、職場の問題解決についてなどなど、エグゼクティブコーチングにはたくさんのテーマが持ち込まれます。エグゼクティブご本人のこと、ご家族のことがテーマになることもあります。なぜなのか?それはエグゼクティブが常に問いと向き合っているからだと思いました。

エグゼクティブは「問い」とともに生きている

「さらに成果をあげるにはどのようにすればいいのか?」

「さらにお客様に貢献するためにはどのようにすればいいのか?」

「世の中や社会の変化に対応するために我が社(従業員)はどのように変革すればいいのか?」

このような3つの問いに集約されるかなと思いました。

そして、なぜエグゼクティブが問いと向き合っているかというとそれは経営理念の実現を追及しているからです。会社を設立した目的であり、誰のために何のために会社はあるのかを追求することがエグゼクティブの生き方になっているからです。

また、エグゼクティブがミッションを生き、ビジョンに向かっているときの視座を考えると、エグゼクティブと経営幹部の視座の違いについて私が問題意識を持っていることに気がつきました。これは一枚岩会議Ⓡを行っているときに感じていることです。

そしてそれはエグゼクティブがミッションやビジョンという望ましい姿への可能性に視線が向かっているのに対して経営幹部の視線は目標に向かっていて、しかも目標を達成しなければならないという制約を持っているのかもしれないという仮説を持ちました。


考え続け、学び続けるエグゼクティブ

エグゼクティブは考え続けています。思考する能力があるかないかの差ではなく、考え続けられるか考え続けられないかの差であるようです。一日中考えているのかと言えばそうではなく、私の表現では「脳に問いを残している」とでもしておきましょうか。私たちの脳は答えが出ていない問いについては無意識に問い続けてくれる機能があるようですから、エグゼクティブは問いを持っているから考え続けていると言えるのかもしれません。

そしてエグゼクティブは学び続けています。経営塾に学びに行く、講演会やセミナーに行く、経営者に会いに行く、美術展や絵画展にいく、ゴルフに行くなど、学びの場に足を運んでいます。そして一枚岩会議Ⓡを導入される企業の特徴は、エグゼクティブが学びに熱心であるという共通点があると私は思っています。


エグゼクティブコーチが提供している価値

では私たちエグゼクティブコーチは、エグゼクティブに何を提供しているのかについて考えてみました。

①エグゼクティブの内省に問いを与えている

②エグゼクティブに承認や勇気を与えている

③エグゼクティブの心の状態を整えている

もっとたくさんのことを提供していると思いますが、今の時点ではこの3つだと思いました。

「問い」と向き合っているエグゼクティブに対して、「問い」を与えている。エグゼクティブがミッションを生き、ビジョンを実現し、目標を達成していくプロセスを共に生きることができる。向かうプロセスでの困難も葛藤もそして喜びも共に体験できるエグゼクティブコーチという生き方は、とてもありがたいなと思いました。私は今日もエグゼクティブに問いを与えました。そして一枚岩会議Ⓡでも問いを与えています。


筆者

中野 達也

中野 達也 筆者プロフィール

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